月詣りのすすめ
「信仰をきちんと持つ」
文化的な国においては道徳の基礎にもなっており、信仰というものは文化レベルの判断基準ともいえます。
信仰を持つということは具体的には何を指すのでしょう。
心に科学や物理を超越した何かをもつことなのかもしれませんが、突然に信じるものが発生するのではなく、できるならば時間をかけて育つのがいいのではないでしょうか。
心を育てる場所、それがお寺です。
心を育てる方法、それは実践です。
実践とは、信仰に触れることでしょう。
その実践する機会、信仰に触れる機会として「月詣り」をお勧めします。
他宗教では日曜礼拝や礼拝時間が定められていて、かなり厳格だったりします。
仏教はおおらかで自由意志に任せられていますが、ご自身の人生や信仰の実践にお詣り下さい。
どなたもご参拝いただけます
月詣り護摩の手順
01.
護摩の30分前に来山
(10:30くらい)
02.
受付する
奉名と護摩木記入、御祈願があれば手続き
03.
護摩が始まる
お経を唱えてお勤めをします。時間があれば、事前に和尚がお経の練習してくれるかも
04.
真言を一心に唱えて祈る
お経本を置いて、合掌で! 護摩の最中に身体のお清めとご供養があります
05.
護摩が終わり法話
護摩を拝み切って、最後の三礼が終わると法話があります
月詣りの風景
神崎寺の月詣り
神崎寺では月詣りする皆さんがお経を唱えます。実践を大切にするお寺ですので、ただ、座っているお詣りではなく、お詣りの方がご自分でできる供養をします。それがお勤めといわれるお経を唱えたり、護摩木の供養をしたり、仏様の法具である仏器を
磨いたりすることなのです。
気になるお勤めですが、当山のお経本を使用して護摩のなかで和尚様のお経に合わせて勤行をしていきます。皆さん何度かお詣りに来るうちに上手に、そして大きな声でお勤めができるようになります。
また、巡礼などで何度もお経をお勤めするうちに上手になり、お経がご自分のものになっていきます。そうなるとお経を唱えたり、真言を一心に唱えることが心地よくなります。
神崎寺は皆さんが神仏と近くなるお寺ですから、お経も自然と身につきます。
修行とは継続することですから、毎月のお詣りを大切にしてください。
毎月 第一日曜日
日曜護摩祈祷
午前11:00 護摩 法話
毎月21日
弘法大師ご縁日
午前11:00 護摩 法話
正午 諸堂巡拝