令和6年度の火渡り修行が4月29日晴天の中、多くの参拝客をお迎えして修行成満しました。数えきれないほどの反省点はあるものの、全国から参集の修験者、当日修行の梵天衆、裏方で食事手配、準備作業、掃除7、寺務などしてくださった皆さんの信心を結集して無魔成満となりましたこと嬉しく思います。
今回は天気の良さに恵まれましたので、ただ、単純に来ていただくだけでも気もちのいい風が吹き、大きな空の下、広い空を仰ぎ、雄大な利根川の流れを見下ろし、土手に座るだけでも修験道でいうところの宇宙を感じられたかもしれません。
そんななかで下の写真は熱湯を身に浴びて自身を加持する湯加持の作法をしています。
柴燈護摩の炎は例にもれず、この道場ではいつも強風の中での護摩となるため、真横に炎が向かいます。今年は少し炎は小さめな印象でしたね。
和尚様は極めて普通に火の中を歩いていきます。
そして修行者の火渡りの後に、参拝者の火渡りです。皆さん、梵天を身体の中心に据えて、いい火渡りをされていました。
みんなで作り上げた火渡り修行が無魔成満した笑顔です。
この火渡りに併せて、神崎寺のクラファンをスタートさせました。
神崎寺の山麓の空き家を再生して宿坊にする計画のものです。
多くの皆様にご協力いただきたいです。
お寺が中心となって地域のためにできることの一つと考えてます。
神崎寺が未来にも必要とされる寺であるために、新しい挑戦を始めます。クラウドファンディングにご支援をお願い申し上げます。
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